デジタル人民元決済は北京冬季五輪金融サービスの大きな見所だ。デジタル人民元の試行は現在、冬季五輪の全40万超のシーンをカバーしており、取引額は96億元にのぼっている。北京市は今後、引き続きデジタル人民元の試行を着実かつ秩序正しく掘り下げ、より多くのシーンで使用できるようにする。北京をスマート金融サービスの強みを持つ世界デジタル経済模範都市にする。
北京市地方金融監督管理局の王穎副局長によると、北京の昨年の金融業の付加価値額は前年比4.5%増の7603億7000万元で、GDPの18.9%を占めた。これは国際金融中心都市に近い割合だ。
王氏によると、北京はさらにグリーン金融改革試験区と科創金融改革試験区を建設する。グリーンファイナンス、フィンテック、ウェルスマネジメント、デジタルファイナンス、養老ファイナンスなどの特色ある金融業態の発展に取り組み、金融発展の革新機能を集める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月11日