「自動車輸入大国から自動車輸出大国へ」、これは中国の自動車産業の全員に共通する願いだ。しかし家電やスマートフォンなどと比べると、中国車の海外進出の道はより複雑で、自主ブランドはまだ「補強」が必要だ。
ある業界内のアナリストは、「中国の新エネ車の輸出規模はまだ小さく、世界クラスのブランドを形成しておらず、域外でのリスク管理が難しい。感染症、為替レート、保護貿易主義、現地の経済・政治環境など。これらの要素はあっという間に変化する可能性があり、企業の海外進出は慎重に検討するべきだ。また知的財産権の保護、データ越境伝送の安全性の維持、物流コスト削減などの問題も、中国自動車企業が海外進出前に突破しなければならない難関だ」と警鐘を鳴らした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月24日