​中国車が海外市場を開拓②輸出の焦点は欧州市場

中国網日本語版  |  2022-02-24

​中国車が海外市場を開拓②輸出の焦点は欧州市場。

タグ:中国車 輸出 欧州市場

発信時間:2022-02-24 14:19:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 記者の調べによると、上汽、長城、蔚来などを始めとする中国自動車ブランドが近年台頭し、いずれも欧州市場を輸出の焦点としている。上汽集団はこのほど、今年は欧州市場に全面的に注力し、独自ブランド「MG」と「MAXUS」の欧州での販売台数を12万台にすると発表した。

 

 英国、フランス、ドイツ、スウェーデンなどの欧州先進国で昨年、MGとMAXUSの販売台数が7万3000台にのぼった。うち新エネ車は4万台超。さらに上汽は欧州市場で800を超える販売サービス店を設置し、「スマートな中国製造」という新しいイメージを積極的に樹立している。

 

 中国汽車工業協会の副チーフエンジニアである許海東氏は、欧州市場が新エネ車への補助を拡大しており、市場が大きな潜在力を秘めていることを考慮すると、現在は中国の新エネ車輸出の絶好の機会との見方を示した。

 

 許氏は、「ドイツ車や日本車などの外資ブランドと比べると、中国自動車企業は新エネ、特にEV(電気自動車)の取り組みが早かった。製品の研究開発、品質検証、動力電池などの産業チェーンの展開においても大きな強みを持つ。優れた新エネ車製品があるため、中国ブランドは欧州という成熟した自動車市場に進出できる」と述べた。

 

 全国乗用車市場情報連席会の秘書長である崔東樹氏は、「製品が先進国市場に入ることで、中国自動車企業は国際競争に本当に参加したことになる。中国自動車ブランドが欧州市場で大きな成果を手にすれば、自動車輸出の状況を大幅に変えることになる。また中国自動車ブランドの前進と、自動車産業の高品質発展の要求を満たすことにもなる」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月24日

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