中国は昨年9月、正式に環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)への加入を申請した。中国は現在、関連加盟国と接触、意思疎通、協議している。商務部副部長兼国際貿易交渉副代表の王受文氏は、「CPTPPは高基準の国際経済・貿易協定であり、中国のさらなる改革掘り下げ、開放拡大の方向と一致している。中国側は積極的な改革掘り下げと開放拡大により、CPTPPの基準を全面的に満たすため取り組む。中国のCPTPP加入は、中国のさらなる開放拡大、国内の深いレベルの改革の促進に有利なだけでなく、CPTPPの現在11の加盟国が世界2位の経済体の市場への参入拡大にも有利だ。これらの国が中国と物品、サービス貿易、投資などの協力を拡大する一助となる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月2日