南中国海の海域を航行する船舶は23日より、中国が独自に制作・発信する気象ラジオファクシミリ(台風、降水、波の予報など)を受信できるようになった。交通運輸部南中国海航海保障センター広州海岸ラジオと広東省気象台が同日、南中国海海上気象ラジオファクシミリサービスを開始した。中国の南中国海における海上気象ラジオファクシミリ業務の空白を埋め、船舶の安全航行にサポートを提供した。
海上気象ラジオファクシミリ業務は、船舶が海上気象情報を取得するための重要な手段だ。従来の文字による気象報告と異なり、これは画像によって表示される。情報が豊富で、予報期間が長いといった特長を持つ。気象災害の早期警戒が可能で、船舶の航行安全の保障に対して重要な力を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月25日