米国が新たな対中貿易政策・行動を検討中という情報について、商務部の束珏婷報道官は3月31日、「米国は世界貿易機関(WTO)の加盟国であり、その貿易政策・行動はWTOルールを守るべきだ。別のルールを設け、新たな貿易政策・行動を名義とし、一国主義と保護主義を掲げてはならない。中米は大きな共同の利益を持ち、協力こそが唯一の正しい選択だ」と述べた。
束氏は同日のオンライン定例会見で、「米国側が理性的で実務的な対中経済・貿易政策を講じ、中国側と共に向き合い歩み寄り、相互尊重と互恵・ウィンウィンの原則に基づき中米経済・貿易関係の健全で安定的な発展を促すことを望む。これは中米両国及び両国人民の根本的な利益に合致し、国際社会の普遍的な期待でもある。中米双方の経済・貿易チームは現在、正常な意思疎通を保っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月1日