上海の金融機関は目下の感染症対応と企業の操業・生産の再開に必要な金融ニーズを確保するために多くの措置を打ち出した。
中国人民銀行上海本部は金融機関に対し、借り換え、再割引などの金融ツールを運用して零細企業、民営企業、科学ベンチャー企業などを支援することを求め、外貨管理政策は小規模・零細・民営企業に傾く方針だ。
3月以降、中国人民銀行上海本部は累計で130億元以上の借換えや再割引資金を拠出した。
一方、上海管轄内の銀行は681社の疫病対策物資の供給保障や関連物流企業に310億元の貸付金を拠出したほか、飲食、小売、旅行、運輸、民間航空など感染症の影響を受けた9200社以上の企業に628億元の融資を実施した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月27日