第1四半期の経済勢力図のうち、中部の省が好調で、特に江西省の好調ぶりが脚光を浴びた。
江西統計局が発表したデータによると、江西省の第1四半期のGDPは前年同期比6.9%増の7320億5000万元で、全国2位となり、好発進を実現した。この伸び率は全国を2.1ポイント上回っており、前年より1.4ポイント上昇した。
これまでランキングで目立たなかった江西省だが、今年第1四半期の経済成長率がなぜ全国上位になったのだろうか。
これは主に、江西省の投資・消費・輸出という「トロイカ」が非常に好調だったためだ。うち固定資産投資は15.6%増で、全国を6.3ポイントを上回り全国5位につけ、前年の伸び率を0.4ポイント上回った。社会消費財小売総額は8.9%増で、全国を5.6ポイント上回り全国1位で、前年の伸び率を0.4ポイント上回った。貿易額は29%増で、全国を18.3ポイント上回り、前年の伸び率を16ポイント上回った。
特に江西省の消費の伸び率が全国1位で、人々の印象を改めた。元旦及び春節連休の消費促進をめぐり、江西省全体で1500回の各種販促イベントが開催された。各地の政府・企業が飲食や小売などの3億元弱の各種商品券を配り、住民の消費の潜在力と意欲を大きく引き出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月28日