長年のハイペースかつ大規模な建設を経て、都市の市政・交通・通信などの数多くのサブシステムが複雑に絡み合い、多くのリスクが蓄積された。地下パイプラインの老朽化や不明瞭な基数といった問題が際立っており、都市の冠水などの事故が多発している。更新と改造を急ぎ、新型都市インフラ整備を進める必要がある。
住宅・都市農村建設部の責任者によると、「新型都市インフラ整備」の重点任務は下記の通り。都市情報モデル基礎プラットフォームの建設の全面的な推進、スマートシティの基礎プラットフォームの構築。スマート化市政インフラ整備の実施、給水・暖房供給・ガスなどの市政インフラの高度化改造及びスマート管理の実施。スマートシティとスマートコネクテッドカーの協同発展、スマート移動プラットフォーム「車城網」の構築。スマートコミュニティの建設の加速。スマート建設と建築工業化の協同発展の促進。都市運行管理サービスプラットフォームの建設の推進。
住宅・都市農村建設部は2020年に、重慶市、福州市、済南市などの16都市で第1期「新型都市インフラ整備」試行を展開した。同時に都市情報モデル基礎プラットフォームの建設、スマート市政、スマート建設など一連の特別試行を展開した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月16日