「当社は中国市場に根ざして数十年に渡り、中国経済の急速な発展を目にし、中国市場の魅力が日々高まっていることを実感している」オリックスグループの責任者である劉国平氏はこのほど取材に応じた際に、「中国の開放の扉はますます大きく開かれ、投資環境はますます良くなる。これは外資系企業に向けより広い発展スペースを生み出し、より多くの発展のチャンスをもたらす」と述べた。
世界大手の非銀行金融機関、総合金融サービスグループの一つであるオリックスは、世界の20以上の国と地域に2000を超える機関を設置している。劉氏は、「中国は当社にとって最も重要な海外市場だ。当社は80年代より中国の改革開放に積極的に参加し、中信集団と共に合弁のファイナンスリース会社を設立した。当社は近年、中国側の提携先と共に、インフラ、新エネ、医療・ヘルスケアなどの各分野で互恵協力を掘り下げ、顕著な成果を手にしている」と述べた。
劉氏はまた、「新型コロナウイルスの試練を受け、中国は感染対策と経済・社会の発展を効率的に同時進行させた。世界経済の回復に貴重なプラスのエネルギーをもたらし、中国市場をさらに開拓しようとする外資系企業の自信を深めた。当社の中国市場における各種事業は安定成長を実現している。感染対策期間中、当社は中国市場で複数のIPO(新規公開株)とAI企業に投資し、さらに遼寧省内のクリーンエネルギー貯蔵及びヘルスケア消費財の企業に投資している。今年すでに、大連市にあるオリックス中国本部ビルと、青島市にあるオリックス産業運営プラットフォーム本部が営業を開始している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月17日