ECプラットフォームが発表した「2022ベランダ野菜栽培報告書」によると、今年第1四半期に野菜の種の販売量が前年同期比で急増し、購入者の増加率が3年連続で100%を超えた。うち北京市、上海市、杭州市の購入者が最も多かった。
ベランダでの野菜栽培は、新たな百億元規模の市場とされている。
野菜そのものの実用的な価値のほか、栽培によるリラックス効果も日増しに重視されている。「生活のプレッシャーから開放される良薬」とも呼ばれている。中国農業大学国家農業市場研究センター長の韓一軍氏は、「都市の農業とベランダの農業は、都市部の人々のストレス解消の極めて重要な手段だ。ベランダでの野菜栽培はある程度、園芸療法のかけがえのない効果を発揮する」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月17日