今年1月から5月まで、西部陸海新輸送ルートとなる海運・鉄道合同輸送定期貨物列車は強い成長を続け、輸送された貨物は前の年の同じ時期と比べて8万5000TEU増え、31万TEUになり、37.7%増加しました。
今年に入ってから、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定や『陸路啓運港の税金還付試行政策に関する知らせ』などの新政策の実施に伴い、西部の陸海新輸送ルートの建設は新たな進展を遂げ、「アラブ首長国連邦―欽州市(中国広西チワン族自治区)―蘭州市(中国甘粛省)」「東南アジア―欽州市―西安市(中国陝西省)」「ロシア―重慶市―広西チワン族自治区」など多くの海運・鉄道合同輸送路線が開通し、インド産の粗糖、中東地域から輸入された自動車など特色のある貨物の輸送が増えました。
今後、鉄道部門は引き続き、西部の陸海新輸送ルートのインフラ整備とスマート化建設を加速し、定期貨物列車運行の質を高め、国際合同輸送業務を強化し、優良化していく計画です。
「中国国際放送局日本語版」2022年6月12日