ユニバーサル・北京・リゾートの営業再開に続き、上海ディズニーからも朗報が伝わった。上海ディズニーリゾートは28日、上海ディズニーランドの営業を30日に再開すると発表した。営業再開が正式発表されると、一部のOTAプラットフォームの上海ディズニーの検索件数が瞬時にして300%増加した。2大国際テーマパークの営業再開は、夏季観光市場をさらに刺激し、観光業の力強い回復をけん引している。
国際テーマパークの他に、現地のテーマパークも夏季に向け取り組みを強化している。華強方特は先ほど、新テーマパークブランド「方特恐竜王国」と「方特・狂野大陸」を発表した。常州海昌海洋探索館が今月上旬に正式に営業開始となった。
業界関係者は、このほど多くのテーマパーク運営会社が夏を前にし開園とリニューアルを迎え、さまざまなイベントにより観光客を集めているが、これは夏季観光市場のシェアを争奪するためと見ている。
北京第二外国語学院中国文化・観光産業研究院の呉麗雲准教授は、「ユニバーサル・北京・リゾートと上海ディズニーランドの営業再開は、2つの1級都市の経済・生活が徐々に回復していることを意味する。観光市場も積極的な回復のシグナルを発している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月29日