各地での散発的な感染拡大により、全国の交通・物流が今年3月以降、比較的大きな影響を受けている。この2カ月以上に渡り、各地・各部門の共同の努力により、中国の物流円滑保障活動に段階的な進展が見られた。これは経済回復を効果的に支えた。
交通運輸部の趙衝久副部長は、「全国交通ネットワークは現在、全体的に円滑だ。全国の高速道路及び港湾・航路が円滑を維持しており、一時的に閉鎖されている高速道路の料金所とパーキングエリアはない。幹線道路網のトラック通過に関する過度な管理の問題が全体的に解消された」と述べた。
「6月24日の全国高速道路トラック通過量は748万台にのぼり、2019年同期比で18.3%増加した」。趙氏によると、今年上半期の全国の鉄道・水運・郵政宅配貨物輸送量は2019年同期の水準を上回り、およそ120%増・115%増・185%増になる見込みだ。道路及び民間航空も徐々に回復し、貨物輸送量が前者が2019年同期の93%、後者が89%になる見込みだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月30日