国務院新聞弁公室が20日午前に開いた定例会見で、農業農村部の責任者は「上半期の中国の農業・農村経済は持続的に発展し、安定しつつ好転した」と述べた。
上半期に夏季収穫食糧の生産量が記録を更新し、1億4740万トンにのぼった。経済・社会発展の大きな見どころになった。早稲と秋季収穫食糧の豊作の基礎がしっかりしている。早稲の収穫は現在6割以上終わっており、豊作が間近に迫っている。秋季収穫食糧の面積は13億ムー以上で、全体的に見て正常に育っている。
基本的な食品の供給が十分で、市場運営が全体的に安定している。
中国の貧困脱却攻略戦の成果が上半期、持続的に定着した。脱貧困者向けの新規少額貸出規模は415億5000万元で、94万5000の脱貧困世帯及び再貧困防止観測対象の生産発展を支えた。6月末現在の脱貧困労働力就業規模は3223万人で、通年の目標任務の106.7%を達成した。
上半期に農村の富民産業が安定的に発展し、農村の就業・増収の道が広がり続けた。全国の農産品・農業副産品加工業の付加価値額は前年同期比3.3%増で、農産品オンライン小売額は12.4%増の2900億元。産業のけん引、就業及び創業のけん引を受け、上半期の農村部住民の平均可処分所得は9787元にのぼり、実質で4.2%増となった。
上半期に農業・農村投資が安定的に増加し、農村消費市場が徐々に回復した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月21日