中国石油、中国石化、中国鋁業、中国人寿などの数社が12日に公告を発表し、ニューヨーク証券取引所の米国預託証券の上場廃止を検討中とした。中国証券監督管理委員会(証監会)の関連部門の責任者は記者からの質問に対して、上場及び上場廃止は資本市場の常態だと強調し、次のように指摘した。
関連企業の公告の情報によると、各社は米国上場以降に米国資本市場のルールと監督管理の要求を厳守しており、上場廃止の選択は自社の商業的な考慮に基づくものだ。これらの企業はいずれも各地で上場しており、米国上場の証券が占める割合は低く、現在の上場廃止計画は企業が引き続き域内外の資本市場の資金調達を利用し発展するための妨げにならない。証監会は企業の自社の実情、域外上場先のルールに基づく決定を尊重する。我々は域外関連監督管理機関と意思疎通を維持し、企業と投資家の合法的な権益を共に守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月15日