当初の物品貿易中心から各種貿易形式の同時進行へと移り変わり、ビッグデータ、新エネ、EC、サービス貿易、産業マッチングなどの各所で花が開いた。中国・ASEAN博覧会(以下「同博覧会」)は長年に渡り、双方の経済・貿易協力の新たなチャンスを絶えず生み出し、新たな空間を切り開いた。
中国日本商会副会長、三菱商事東アジア総代表の中塚潤一郎氏は、「同博覧会は中国とASEANの意思疎通の場であり、RCEP諸国の交流の重要な架け橋になる。RCEP産業チェーン協力において、物流インフラの円滑化が重要になる。広西チワン族自治区は陸海新ルートの重要ノード、中国・ASEANサプライチェーン協力の重要なルートだ。物流施設のさらなる改善と地域の協力掘り下げが、日本企業から注目されている」と述べた。
同博覧会のけん引を受け、広西チワン族自治区は多くの国が中国と協力するための重要ルートになっている。RCEPの発効後、より多くのASEAN企業が双方の経済・貿易協力の高速列車に便乗し、物品貿易、投資、サービス貿易、国際産業能力、越境団地の建設などの面で協力を展開している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月20日