BNEFは、グリーンインフラ投資は中国の2022年下半期の景気促進の中で最も重要な投資分野だとしている。投資増加は中国の発展戦略と合致し、新たな再生可能エネルギー発電能力を構築すれば、現有の石炭発電機の代わりとして使用することができる。中国は2030年までに1200ギガワットの風力発電・太陽光発電能力を構築するという目標を達成できる見通し。
ドイツ紙『Junge Welt』ウェブ版によると、国際エネルギー機関は、2022年と2023年、中国が世界の再生可能エネルギー発電量増加に占める割合は45%になると予想した。
世界風力会議(GWEC)が発表した2022年報告は、最近、中国の海上風力発電の設備容量はイギリスとドイツを超え、世界の40%に達し、世界最大の海上風力発電市場としての地位を固めたと示した。
また、中国は砂漠地区での大型太陽光発電所と風力発電所の建設も計画しており、その総発電量は450ギガワットに上る。うち、ゴビ砂漠の97ギガワット太陽光発電所は着工している。
世界の風力発電・太陽光発電市場において、中国のエネルギー会社は能力を高めている。強大な政府の支援と大規模な再生可能エネルギー投資は、中国メーカーの国際競争力の向上を後押ししている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月26日