商機は融通の中に現れ、活力は交流の中で沸き上がる。中国・ASEAN博覧会が19日、広西チワン族自治区南寧市で幕を下ろし、中国・ユーラシア博覧会は新疆ウイグル自治区ウルムチ市に引き継がれた。20日には、世界製造業大会が安徽省合肥市で幕を下ろした。展示会が中国で集中的に開催され、東西南北を結び、産業にスポットを当て、各市場で人気を高めている。中国の展示会は大量の商品、資金、情報などの要素が集まり、世界が発展と協力の新境地開拓を模索し、新たなチャンスを提供する場となっている。

　今年に入り、中国は広州交易会、中国国際貿易商談会、中国国際消費財博覧会、中国国際サービス貿易交易会、世界人工知能大会、世界先進製造業大会など一連の素晴らしい展示会を開催し、まもなく第5回中国国際輸入博覧会も開催する。輸出拡大から輸入合理化、外資導入、対外交流、製造業アップグレード、科学技術革新のけん引に至るまで、天下の物産、貿易の流通の促進、科学技術革新の新たなトレンド、発展の連携が集まり、中国はグローバル商品としての存在感を高めている。

　最近の世界に目を向けると、感染症流行が長引き、地縁的衝突が激化し、食糧エネルギー問題が際立ち、スタグフレーションリスクが高まり、世界経済は楽観視できない状況となっている。一部の国は冷戦思考を持ち、「狭い範囲に高い壁」を築き、「つながりを断つ」行動をし、世界貿易・投資環境を人為的に乱し、世界経済の動きに影響を及ぼしている。このような背景下で、中国が展示会を集中的に開催し成果を上げることは容易ではなく、各国人民の共同利益と協力、共同発展を探る望み応え、中国市場の各国ビジネス界における魅力を際立たせた。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2022年9月26日