中国最大規模のLNG備蓄拠点が稼働開始

中国網日本語版  |  2022-09-27

中国最大規模のLNG備蓄拠点が稼働開始。

タグ:最大規模のLNG備蓄拠点

発信時間:2022-09-27 14:24:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国海洋石油集団有限公司(中国海油)によると、カタール発の液化天然ガス(LNG)タンカー「AL GHASHAMIYA」が26日、16日間・6000カイリの航行を経て江蘇省塩城市に到着した。中国最大規模のLNG備蓄拠点、中国海油塩城「グリーンエネルギーポート」が1隻目のLNGの受け取りを開始した。これは同プロジェクトの稼働の実現を意味する。


 説明によると、塩城市浜海港工業団地にある中国海油塩城「グリーンエネルギーポート」は、国家天然ガス生産・供給・備蓄・販売体制構築及び相互接続重点計画プロジェクトだ。1期プロジェクトでは容量22万立方メートルのタンクを4基、容量27万立方メートルのタンクを6基建設する。その総容量は250万立法メートルにのぼり、国内最大規模のLNG備蓄拠点になる。年間処理能力を600万トンとして計算すると、毎年のCO2排出削減量は3764万トン、窒素酸化物排出削減量は66万8000トンで、8000万本分の植樹効果に相当する。


 中国海油の汪東進会長は、「同プロジェクトの稼働開始は、華東地区への天然ガス供給ルートの多元化、天然ガス備蓄・ピーク抑制・供給保障などにとって重要な意義がある。華東地区へのクリーンエネルギーの供給保障能力が大幅に上がり、長江経済ベルトの高品質発展を後押しする」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月27日

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