西藏自治区が9日に開いた「西藏のこの10年」会見によると、西藏は2012年以降に新型都市化建設を急ぎ、都市部・農村部融合高品質発展を促進した。生態が良好で、特色が鮮明な、居住と仕事に適した高原都市の建設に取り組み、都市部・農村部の居住環境が大幅に改善された。
西藏の都市部・農村部発展の構成がこの10年で持続的に最適化された。都市部道路枠組みがほぼ形成され、高標高都市の暖房及び酸素供給が絶えず進められた。都市の集中的な給水、農村の安全な飲水のフルカバーを実現した。総額505億4400万元を投じ、3件の地級市及び20件の県城暖房供給プロジェクトを新設した。暖房供給面積は3192万平方メートルにのぼり、2012年末比で120.5倍増加した。都市公共給水普及率は98.9%にのぼり、12年末比で23.51ポイント増加した。99本の市政道路と8基の市政橋を建設し、その総延長は287.35キロ増の3564キロにのぼった。
西藏自治区住宅・都市農村建設庁の姜月霞副庁長は、「西藏は近年、農村部の居住環境の改善に取り組んでおり、一連の生態観光、レジャー、国境貿易物流の特色ある町を建設した。農村の生活ゴミの収集・輸送処置に持続的に取り組み、1938件のトイレ革命プロジェクトをすべて完成させ、使用開始した。農村部の居住環境が大幅に改善された」と述べた。データによると、昨年の西藏の農家・牧民の1人平均住宅建築面積は40.63平方メートルで、12年末比で11.05平方メートル増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月10日