国家知的財産権局は9日の「知的財産権のこの10年」特別会見で、中国共産党第18回全国代表大会以降の知的財産権事業の発展の歴史的な成果と歴史的な変革を発表し、関連問題について記者からの質問に回答した。
国家知的財産権局の胡文輝副局長は次のように述べた。知的財産権のビジネス環境最適化へのサポートがこの10年でより力強くなり、知的財産権の法律制度が絶えず改善され、保護が持続的に強化され、「放管服改革」が絶えず掘り下げられた。民法典は法に基づく知的財産権の保護の重大な法律原則を確立した。知的財産権保護の社会の満足度が2012年の63.69から21年の80.61に上がり、大きく前進した。特許・商標出願の証書オンライン発給、公告・公報情報のスマート端末による問い合わせが実現し、第1期知的財産権公共サービス事項リストが集中的に発表された。市場主体が便利でスムーズで効率的な知的財産権サービスを利用できるようにした。
知的財産権のイノベーション奨励がこの10年でより強化され、知的財産権の量が増え質が上がった。国家知的財産権局の2012-21年の発明特許授権件数は累計395万3000件で、年平均成長率は13.8%。登録商標数は累計3556万3000件で、年平均成長率は25.5%。
世界知的所有権機関(WIPO)が先月29日に発表した2022年版のグローバル・イノベーション・インデックスによると、中国の順位は前年より1つ上がり11位になり、中高所得経済体のトップを維持した。WIPOは、「中国が手にした成績は、国がイノベーションを成長のエンジンとし、これを強く重視する効果を示した。中国は非常に全面的な手段によりイノベーションのエコシステムを構築した。これは中国の成功の重要な理由だ」と評価した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月10日