業界関係者は、「世界で感染拡大が続き、ウクライナ危機が勃発し、国を跨ぐ投資が疲弊するなか、中国の外資導入は今年に入り高い伸び率を実現している。これは中国の整った産業体制、特大規模の市場、安定的な社会の大局、長期的に好転するファンダメンタルズなどの総合的な優位性を浮き彫りにした。外資系企業の中国での発展の良好な基礎を築き、積極的に投資できるようにした」と述べた。
外資導入規模が持続的に拡大すると同時に、外資導入構造も持続的に最適化されている。
データによると、中国の1−10月のハイテク産業外資導入額の前年同期比の伸び率は全体水準を上回り、うちハイテク製造業は57.2%増、ハイテクサービス業は25%増だった。中西部地区の外資導入額の伸び率は東部地区を上回っている。中国の東部地区の実行ベース外資導入額は12.4%増、中部は33.6%増、西部は26.9%増。外資の出処はより多元化し、バランスがとれている。韓国の実行ベース対中投資額は前年同期比106.2%増、ドイツは95.8%増、英国は40.1%増、日本は36.8%増。
グローバル製薬大手のノボ・ノルディスクがこのほど、4億元の投資で上海自由貿易区臨港新片区で投資会社を設立すると発表した。独製薬会社のベーリンガーインゲルハイムが中国西部で投資・建設する1つ目のリハビリ医療センターである霽達(成都)リハビリ医療センターが除幕式を迎えた。仏シュナイダーエレクトリックは無錫市で自動化研究開発センターを建設する契約を結んだ。外資の中国事業展開は、広範囲・多分野・高品質発展の特徴がより顕著になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月18日