欧州の政界要人が最近頻繁に訪中しているが、ドイツなどの欧州企業の責任者もメディアからの取材に応じている。彼らの話のテーマは「より重要になる中国」だ。
9日付独ビジネス誌「WirtschaftsWoche」によると、オーストリアの物流会社であるゲブルダーバイスのヴォルフラム・ゼンガー=ヴァイスCEOは、「中国から移転する企業は増えていない。多くの企業にとって、中国は魅力的な生産拠点であり、かつ日増しに重要になる販売市場、世界の競合相手だ。現地での存在がより重要になっている」と述べた。
独化学工業メーカーのワッカー・ケミーのクリスチャン・ハーテルCEOは独紙「ミュンヘナー・メルクーア」の取材で、「中国は現在、世界で最大の化学製品市場だ。グローバルな化学製品メーカーがこの市場に進出することは非常に重要だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月10日