「中国とケニアの質の高い『一帯一路』共同建設に尽くす民間の力」座談会が5月19日、ケニアの首都ナイロビで開催された。「一帯一路」イニシアチブの提起10周年に際し、ケニアの多数の専門家が中国とケニアの質の高い「一帯一路」共同建設の成果に称賛の意を示した。
中国は2013年に「一帯一路」イニシアチブを提起、平和と発展がこの構想の核心となっている。「一帯一路」の共同建設を通じて、アフリカ大陸の港湾・鉄道・道路・通信・エネルギー施設などのインフラが持続的に整備されてきた。
ケニアは「一帯一路」構想の優位性を活用して最も成功した国の1つだ。モンバサ・ナイロビ鉄道、ナイロビ高速道路、世界貿易センターなどの主要プロジェクトは、ケニアの経済および社会の発展を力強く後押ししてきた。
ケニア中国友好協会のジョン・キムンディ事務局長は、「『一帯一路』構想はケニアに多大な恩恵をもたらした」と語る。
ケニア・中国の「一帯一路」共同建設は、道路・鉄道・橋・病院の建設を通じて実りある成果を上げ、ケニアのインフラ水準向上、地元の雇用創出、経済発展促進に寄与した。
キムンディ氏は「我々は『一帯一路』構想に非常に感謝している。中国がなければ、ケニアの今日の姿はない」と述べた。
ケニアアフリカ政策研究所中国アフリカセンターのエグゼクティブディレクターを務めるデニス・ミュナー氏は、「『一帯一路』構想は本質的にアフリカを『解放』するものであり、決してアフリカを『奴隷化』するものではない」と強調した。
ミュナー氏は「一帯一路」構想について、外部の貸し手のニーズではなく、アフリカ大陸自身の開発の優先事項に基づいていると述べた。
同氏は、「アフリカにおける『一帯一路』の影響は目に見えるもので、ポジティブで画期的なものだ」と付け加えた。ケニアは「一帯一路」構想の真の受益者だとし、「両国の協力がより実りあるものになることを期待している」と語った。
ケニアアフリカ政策研究所のピーター・カグバンガ所長は、「『一帯一路』構想は中国式現代化への道で輝く宝石だ」とし、「多くの専門家がこの構想を人類史上最も野心的なプロジェクトだと称賛している」と述べた。
同氏はまた、「中国式の近代化とアフリカの復興が『一帯一路』構想と中国・アフリカ協力フォーラムの枠組みの中で期せずして出会った」とし、「中国とケニアは手を携えて人類運命共同体を構築できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月4日