中国国家エネルギー局が発表したデータによると、今年上半期(1月~6月)の中国の社会全体の電力使用量は前年同期比5%増加したということです。特に、サービス業やハイエンド製造業などの電力使用量が急速に増えたことが分かりました。
中国電力企業連合会の郝英杰秘書長は、「今年上半期、中国のサービス業の電力使用量は比較的急速な増加を維持し、外食、買い物、旅行、宿泊といった活動が明らかに増え、接触型・結集型サービス業が引き続き改善し、経済の回復力が絶えず高まっている」と話しました。
同時に、製造業においてハイエンド化、スマート化、グリーン化がさらに進み、イノベーションの活力が絶えず深まるとともに、関連業界の電力使用量も増加し続けています。南部5省・区(広東省、広西チワン族自治区、雲南省、貴州省、海南省)では、今年上半期に自動車充電・電池交換サービス業の電力使用量は前年同期比69.6%、風力発電設備製造は同47.1%、太陽光発電設備および部品製造は同45.7%増加し、また、電気機械・器材製造業と医薬製造業の電力使用量はいずれも前年同期比10%以上増加したということです。
「中国国際放送局日本語版」2023年7月16日