最新データによると、今年第1四半期の中国の経済成長率は市場の予想を上回った。質の高い発展を実践する中国は輝かしい「四半期報告書」を提出した。
ハイテク産業の投資が急増し、貿易構造が持続的に改善され、製造業景況感指数が回復。海外の観測筋は、「中国の政策調整は効果的で、新たな成長の原動力を絶えず引き出し、好転の流れが顕著だ。海外企業の対中投資の自信を持続的に深め、世界からより多くの信任票を集めている」と述べた。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は中国の第1四半期の経済データを、「今年の中国経済は意外にも堅調に発進」と評価した。
中国国家統計局のデータによると、第1四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.3%増(速報値)で、海外の一部機関の予想を大きく上回った。
日本アジア成長研究所の戴二彪所長は新華社記者に、「これは通年の経済発展目標の達成に向け幸先の良いスタートを切った。中国の固定資産投資、社会消費財小売総額、物品貿易額などの経済成長の主なけん引要素による寄与はバランスが取れている。これは各国の投資家及び企業の自信を深める」と述べた。
中国の今年3月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.8、非製造業ビジネス活動指数は53.0、総合PMIは52.7だった。3大指数がいずれも50を上回り、企業の生産・経営活動の加速と景気回復を示した。