国家統計局が17日に発表した速報値によると、上半期の国内総生産(GDP)は59兆3034億元で、不変価格に基づく計算では前年同期比5.5%増だった。複雑で厳しい外部環境の下、中国の経済成長率は主要先進国を大幅に上回り、経済発展の高い強靭性を示した。
住民の所得が安定増
上半期の全国の1人平均可処分所得は1万9672元だった。名目ベースでは前年同期比6.5%増で、伸び率が第1四半期を1.4ポイント上回った。物価上昇要因を差し引いた実質ベースでは5.8%増で、伸び率が第1四半期を2.0ポイント上回った。
これは住民の所得の伸び率が再びGDP成長率を上回ったことを意味する。
国家統計局報道官、国民経済総合統計司司長の付凌暉氏は、「今年に入り、中国の都市部調査失業率が全体的に低下している。6月は5.2%に下がり、コロナ前の同期の水準にほぼ近づいた。雇用拡大が住民の所得増をもたらした」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月18日