中国の上半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.5%増で、昨年通年の成長率(3%)を上回り、新型コロナウイルス感染拡大の3年間の年平均水準(4.5%)を上回った。四半期別に見ると、第1四半期は前年同期比4.5%増、第2四半期は6.3%増。前四半期比で見ると、第2四半期は0.8%増。
国家統計局の付凌暉報道官は、国務院新聞弁公室の会見で、「5.5%の成長率は世界的に見ると高めだ。主要経済体が発表したデータを見ると、米国の第1四半期のGDPは前年同期比で1.8%増、ユーロ圏は1%増、日本は1.9%増、ブラジルは4%増だった。第2四半期の状況を考慮しても、中国経済の上半期全体の伸び率は主要経済体の中で依然として高めだ」と述べた。
付氏は、「外部環境がより複雑かつ厳しくなっており、国内の経済発展も圧力に直面しているが、発展促進の積極的な要素の蓄積に伴い、経済が持続的に回復・好転する見込みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月18日