国家統計局が17日に発表した速報値によると、上半期の国内総生産(GDP)は59兆3034億元で、不変価格に基づく計算では前年同期比5.5%増だった。複雑で厳しい外部環境の下、中国の経済成長率は主要先進国を大幅に上回り、経済発展の高い強靭性を示した。
消費の伸び率が上昇
国家統計局のデータによると、上半期の社会消費財小売総額は前年同期比8.2%増の22兆7588億元で、伸び率が第1四半期を2.4ポイント上回った。
国家統計局報道官、国民経済総合統計司司長の付凌暉氏は、「需要を見ると、経済成長は昨年の投資・輸出けん引型から、今年の消費・投資けん引型に変わっている。うち消費の経済成長への貢献が顕著だ。今年上半期の最終消費支出の経済成長への寄与率が70%を超えた」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月18日