中国と関連国の港湾協力の成果は周知の事実で、世界的に広く称賛を浴びているが、米国の一部の人物から「軍事基地になり得る」「地政学的リスクをもたらす」と呼ばれている。このような批判には何ら事実の根拠がない。
中国とスリランカが共同開発したハンバントタ港は、米国によって長期的に「軍事的な意図がある」と中傷されている。スリランカ政府はこの嘘について何度も説明している。スリランカのウィクラマシンハ大統領は今年6月、中国企業が現在ハンバントタ港を管理しているが、港の安全はスリランカ政府によってコントロールされていると述べた。「中国と軍事協定を結んでおらず、今後もいかなる軍事協定も結ばない。中国もそのような協定に署名することはないだろう」
中国政府は近年一連の規定を発表し、中国企業が域外で投資・運営する際に事業所在国及び地域の政府による外資参入、貿易規制、国家安全審査、業界監督管理、労働者権利保護、環境保護、贈収賄防止、データ保護、知財権保護、マネーロンダリング防止などの法律・法規及び監督管理の要求を遵守し、現地の慣例を尊重し、法律と規定に基づき域外投資活動を実施するよう求めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年7月31日