中国物流購買連合会は4日、『中国サプライチェーン発展報告書(2022)』を発表しました。報告書によると、中国の産業チェーンとサプライチェーンのデジタル化へのモデルチェンジが急速に進んでおり、サプライチェーンの強靱(きょうじん)性が強化されているということです。
紹介によると、2022年は中国の産業チェーンとサプライチェーンのデジタル化が全面的に加速しました。「全国サプライチェーン革新・応用モデル」の第1陣として選ばれた企業が採用した615件の取り組みのうち、30%以上の取り組みがサプライチェーン管理プラットフォームの構築に関連しているということです。
工業情報化部の統計データによると、2022年の重点プラットフォーム上の工業設備接続数は8000万台(セット)を超え、産業用アプリケーションソフト数は30万近くに達し、製造業企業のデジタル化研究開発・設計ツールの普及率は76%、重要工程のデジタル制御化率は57.2%に達したということです。専門家は、「日増しに形成されるこうした新たな優位性は、中国が世界のサプライチェーンシステムの中でより主導的な地位を占めるのをさらに後押しすることになる」と述べています。
CRIより 2023年8月5日