中国は現在、完全な近地球有人宇宙ステーション及び有人宇宙往還輸送システムを持ち、成熟した宇宙飛行士選抜・訓練・サポート体制を構築している。毎年2回の定期的な実施という、計画が明確な有人飛行任務を行っている。
中国有人宇宙事業報道官、中国有人宇宙事業弁公室副主任の林西強氏は、「中国は海外宇宙飛行士を中国宇宙ステーション飛行任務に招待する準備を整えた。中国は全世界に向け招待状を出し、宇宙の平和的利用に取り組むすべての国及び地域が中国と協力し、中国宇宙ステーション飛行任務に共に参加することを歓迎する」と述べた。
中国は現在、各種開発・建設活動をしっかり推進中で、2030年までに中国人の月上陸を実現するという目標を達成できるようにしている。林氏は、「有人月上陸任務の持続的な推進に伴い、条件が揃うのを待ち、将来的に海外の宇宙飛行士を月上陸飛行任務に正式に招待し、共に広大な宇宙を探査する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月27日