国家発展改革委員会と国家エネルギー局はこのほど、『石炭発電容量電気料金メカニズムの構築に関する通知』を発表した。通知は、2024年1月1日から、現行の石炭発電の単一制電気料金を2部制に変更することを明確にした。同政策は生活用と農業用を含まず、現行の電気料金政策を継続する。
うち、電力量料金は市場化方式を形成し、電力市場の需給状況や燃料コストの変動などを反映する。容量料金はモデル転換の進度などの実情に合わせて合理的に設定し、逐次調整し、石炭発電の電力システムにおける価値を十分に体現し、石炭発電業界の持続的かつ健全な運営を維持する。
通知は、石炭発電容量電気料金メカニズムは規定に基づいて稼働している公共の石炭発電機に適用すると明示した。容量電気料金は回収型石炭発電機の一定の割合の固定費用に基づいて設定する。容量料金はシステム運営費に組み込まれ、毎月、商工業ユーザーが当月の電気使用量で分担する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月20日