南方電網蓄エネ股份有限公司の発表によると、中国初のマルチ技術ロードマップリチウム電池蓄電発電所である宝塘電網側独立電池蓄電発電所が3日、広東省仏山市で正式に稼働開始した。これは粤港澳大湾区で最大規模の蓄電発電所で、設備容量は300MW/600MWhで、粤港澳大湾区の新型蓄エネ総規模の5分の1を占める。これはまた中国で一度に完成した最大の電網側独立蓄電発電所でもある。
南網蓄エネ科技公司の汪志強会長は、「各分野の各技術手段を効果的に組み合わせ、9本の差別化されたリチウム電池蓄エネ技術ロードマップを形成した。各ロードマップの設備容量は5MWから75MW。これは技術的な特徴が異なる9つの中規模蓄電発電所を一箇所に集め、技術性能の競争を繰り広げる舞台を形成したようなものだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月4日