豊かな氷雪資源に恵まれた中国東北部の各地域はさまざまな娯楽施設を建設し、氷雪観光を通じて経済成長に拍車をかけています。
毎年冬になると、吉林省延辺朝鮮族自治州安図県の長白山雪嶺景勝区は一面の銀世界になります。晴れた日には延々と続く長白山の樹海とそびえ立つ長白山の主峰を眺めることができます。また、雪が降ると、雪化粧した絶景が一望できます。観光客は徒歩、スノーモービル、馬が引くそりという3種類の交通手段から選び、森と雪原を通り抜けます。吉林市ではここ数日、樹氷を見ることができます。毎年冬になると松花江のほとりにきれいな樹氷が現れます。
冬に入り、遼寧省各地でさまざまな特色のあるテーマと風情のある氷雪イベントが開催され、氷雪温泉、民俗文化、スポーツが深く融合し、省内外の観光客を引き付けています。撫順市では、観光客がスノーチューブに乗って、森の中で雪山版「ヘビゲーム」を体験することができます。営口市では、氷雪、温泉、海鮮、年越しグルメなどの要素が今年の氷雪温泉観光の主な内容となっており、さまざまな民俗体験ができる氷雪イベントが観光客をとりこにしています。(ZHL、藤井)
「中国国際放送局日本語版」2024年1月10日