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需給ともに向上 中国経済の安定向上に底力あり

中国網日本語版  |  2024-06-23

需給ともに向上 中国経済の安定向上に底力あり。先日発表されたマクロ経済データは、中国経済の回復向上には明確なロジックがあり、底力があること示した…

タグ:中国経済

発信時間:2024-06-23 15:59:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先日発表されたマクロ経済データは、中国経済の回復向上には明確なロジックがあり、底力があること示した。

 市場需要な安定して向上

 中国経済の内生的原動力は持続的に修復されている。生産サイドを見ると、国家統計局が6月17日に公表したデータでは、5月の一定規模以上工業の付加価値は前年同期比で5.6%増加し、9割のちいき、8割の業種、6割近くの商品が成長を実現した。全国サービス業生産指数は前年同期比4.8%上昇し、4月より1.3ポイント高い成長率となった。多方面の政策に後押しされ、市場需要は安定して向上している。消費サイドについては、5月の社会消費財小売総額は3兆9200億元で前年同期比3.7%増加し、4月より1.4ポイント高い成長率となった。投資サイドは、1〜5月の全国固定資産投資(農家を含まない)は18兆8000億元で前年同期比4%増加。うち、製造業投資、ハイテク産業投資はそれぞれ9.6%と11.5%増加した。

 外需を見ると、今年に入り、中国の貿易は安定した「回復曲線」を辿っている。5月の中国の貨物貿易総額は前年同期比8.6%増加し、4月より0.6ポイント高い成長率となった。1〜5月の貨物貿易総額は17兆5000億元で、過去同時期の最高を記録した。

 経済の新たな原動力と活力が際立つ

 質の高い発展は経済の安定成長の原動力であり、多くの発展の質に関わる指標に経済の新たな原動力と活力が現れている。5月の全国一定規模以上ハイテク製造業の付加価値は前年同期比10%増加し、一定規模以上工業全体より4.4ポイント高い成長率となった。1〜5月の設備工具調達投資は前年同期比17.5%増加、製造業技術改造投資は同10%増加した。

 これについて、東方金誠のチーフマクロアナリストの王青氏は『証券日報』に対し、以下のように述べた。今年に入り、製造業投資は高水準を維持し、3大投資ジャンルをリードしている。その背景には、政策面で製造業のモデル転換とアップグレードの大々的支援が強化され、それに加えて各地が大規模設備のアップデートに力を入れていることが挙げられる。今年、製造業投資はさらに大きな政策のひいきを受けると見られる。短期的には製造業投資は安定向上傾向を維持し、中国経済の内生的成長の原動力は改善されているとわかる。

 最新の統計を見ると、「大規模設備のアップデート」と「省エネ・CO2削減」関連の政策の効果がより現れているとわかる。

 統計によると、5月の限度額以上の通信器材類、家電・音響器材類の商品小売額は前年同期比でぞれぞれ16.6%と12.9%増加し、成長率は4月よりそれぞれ3.3ポイントと8.4ポイント上昇した。新エネルギー車販売は急速な増加を実現した。中国汽車流通協会の統計によると、5月の新エネ車取引台数は前年同期比38.4%増加した。

 中国民生銀行のチーフエコノミストの温彬氏は『証券日報』に対し、今年第2四半期の経済成長率は5.5%前後まで回復する見通しだと示した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月23日

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