自動車データ調査機関ケリー・ブルー・ブック(Kelley Blue Book)の最新データによると、米国の4月の新車平均価格が前年比2.5%増となり、近年の平均上昇率1.1%を大幅に上回ったことが明らかになった。関税上乗せへの懸念は、消費者の駆け込み購入の意欲を高め、一部モデルの需要量を急増させ、販売店の値上げを招いた。中古車市場も同じ上昇傾向を示し、卸売価格指数は前年比4.9%増・前月比2.7%増の208.2ポイント。
アナリストは、「パニック買い、サプライチェーンの逼迫、在庫不足という3つの要因が重なり、今後数カ月に渡り車の価格高騰が続く可能性が高い」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月15日
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