中国の国際特許出願件数は2006年、急速に増加し、通年では前年比56.9%増の3826件となり初めて3千件の大台を突破した。国家知識産権局が30日に開催した2007年第1四半期記者会見で明らかになった。
同局条法司の尹新天司長(報道官を兼任)は「国際特許出願件数が急速に増加したのは、中国の世界進出が徐々に進むのに伴い、中国企業がますます多く国際競争に参与するようになり、世界各国で知的財産権の保護を受けたいと切実に望むようになったから」と説明する。
06年末現在、国内で受理された専利(特許、実用新案、意匠)の出願件数は300万件を超えて333万4千件に達した。うち発明特許は109万件に上る。
「人民網日本語版」2007年1月31日