宋の沈没船「南海一号」が引き揚げられてから４ヵ月が経つ。広東省海上シルクロード博物館の責任者によると、「南海一号」の保存場所である「水晶宮」には26日、「南海一号」の湿度を維持するために海水が注入されることになっているが、「水晶宮」はまだ海水を全て注入する条件が整っていないため、約6メートルの位置まで海水が注がれるという。「南海一号」の考古調査は、今年の末頃から始まる見通しだ。

写真は「水晶宮」のイメージ図。

「チャイナネット」2008年3月26日