ホーム>>文化>>考古学
「2007年度中国十大考古学新発見」が発表
発信時間: 2008-04-09 | チャイナネット

河南省許昌市の霊井旧石器時代遺跡で発掘された古人類の頭蓋骨の化石(2008年1月25日撮影)。

「2007年度中国十大考古学新発見」が8日に北京で公表され、河南省許昌市の「許昌人の頭蓋骨」の発見が堂々の1位に輝いた。

「十大考古学新発見」の中には、かつて中原と呼ばれた河南省が4カ所も含まれている。去年は上海市志丹苑の元の水門遺跡が2006年度の「十大考古学的新発見」に選ばれたが、今年は上海市の遺跡は選ばれなかった。

湖北省鄖県の遼瓦店子遺跡発掘の現場

 

公表された2007年度「十大考古学的新発見」は次の通り。

1、 河南省許昌市の霊井旧石器時代遺跡

2、 河南省新鄭市唐戸村の新石器時代遺跡

3、 浙江省余杭市の良渚文化古城遺跡

4、 湖北省鄖県の遼瓦店子遺跡

5、 河南省陽市の関帝廟遺跡

6、 江西省靖安市李洲坳の東周時代の墓

7、新疆ウィグル族自治区の巴里坤東黒溝遺跡

8、洛陽市の偃師帝陵と洛陽市の邙山墓群

9、新疆ウィグル族自治区庫車県友誼路の晋十六国時代のレンガ室の墓

10、河北省磁県の東魏皇族元祜の墓と河南省安陽県固岸の東魏時代と北斉時代の墓

関連特集:2006年度中国十大考古学新発見

「チャイナネット」2008年4月9日

  関連記事

· 南海1号で、コブラの骨2つを発見

· 古人類化石が発見 中国人祖先は三峡地区に誕生

· 新疆 1700年前のクチャ国の漢式の墓を初めて発見

· 河北省邯鄲市で1500年前の東魏の墓を発見

· 頭部に角、「竜」に酷似の化石を発見 貴州省

  同コラムの最新記事

· 雲南省海門口遺跡で3000年前の炭化した麦を発見

· 「南海一号」引き揚げから4ヶ月、今の状況は?

· 江西省 古代の紙工房跡が発掘

· 四川省成都市、4000年前の集落跡を発見

· 西安の張家堡漢墓群で3000点近くの文物が出土