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科学技術への資金投入、今年全国で2400億元超
発信時間: 2009-09-18 | チャイナネット

 国務院新聞弁公室は17日午前、記者会見を開き、科技部の李学勇副部長が中国科学技術事業の60年の成果などについて紹介し、記者の質問に答えた。人民網が17日伝えた。

 李副部長は、「新中国成立以来60年間の科学技術への資金投入を振り返ると、1953年の建国当初はわずか5600万元だったのが、今では08年の1年間だけで1978年の改革開放当初の40倍以上にもなった。このことは、中国が常に科学技術の革新を高度に重視してきたことを説明している。中国は改革開放以来、科学技術投入体系を絶えず改善し、多元化や多ルート化による資金投入の形をひとまず構築。国家財政を通じた誘導と関連政策の支援のもと、企業も科学技術への資金投入の主体となり、企業による科学技術への投入は社会全体の70%を占めるまでになった。中国社会全体のR&D(研究開発投入)は昨年、GDPの1.52%に達し、社会全体の研究開発投入は総額4570億元にのぼる」と説明した。

 李副部長によると、今年全国で2400億元以上が財政から投入されるという。そのうちの1461億元が中央財政からだ。「世界的な金融危機の打撃に対応し、国家財政が総体的に厳しい状況下にあって、昨年よりも25.6%増加した。今年は各地方や省・直轄市の科学技術への財政投入も大幅に伸びている」と李副部長は言及した。(編集KA)

  「人民網日本語版」2009年9月18日

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