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中国科学院、優秀人材1万人の導入・育成を計画
発信時間: 2009-09-18 | チャイナネット

「科学時報」の17日の報道によると、中国科学院はこのほど、「中国科学院人材育成導入システムプロジェクト」をまもなく全面的に起動することを明らかにした。

中国科学院は、自然科学分野の国家最高の学術機構であり、ハイレベルの革新型人材を育成する場所でもある。中国科学院は今後5年で、海外のハイレベル人材と主力となる人材600人を導入・支援し、学術と技術を引っ張る人材600人を導入・育成し、科学技術の支えや管理の役割を担う優秀な人材600人を育成し、イノベーション能力を持つ若い人材6000人を育成・支援する。さらに海外の優秀な学者や外国人科学者1500人を中国科学院に導入し、経済支援していくことも計画している。

中国科学院所属団体のスタッフ数は08年末時点で5万8千人。1998年と比較すると、人材の構成は大きく改善した。常勤職員が2万人減り、専門技術人員が8%増え、高度専門技術人員が5.4%増えた。大学院の学歴を持つ人員の比率は24.2%高まり、博士号を持つ人員の比率は18%高まった。経験豊かで実力のある中年・青年の中堅科学者が重要ポストを担うようになり、研究員の平均年齢は50歳から45歳に下がった。

中国科学院はまた、際立った成果のある人材や科学技術を引っ張る人材を集め、育成してきた。統計によると、中国科学院で働く科学院と工程院の院士は328人、国家最高科技賞の受賞者は6人、「973プロジェクト」の首席科学者は150人、「国家傑出青年科学基金」の被支援者は703人、政府の特殊補助の受領者は8156人。さらに、「百千万人材プロジェクト」に入った科学者は450人、国家に際立った貢献をしたと認められた中年・青年専門家は300人、中国青年科技賞の受賞者は141人にのぼる。(編集MA)

「人民網日本語版」2009年9月18日

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