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中国で初の開催 生物侵入防止国際会議
発信時間: 2009-11-04 | チャイナネット

中国農業科学院、国際応用生物科学センターが主催する、生物侵入防止国際会議が2日、福州で開かれた。44の国と地域、国際機構から代表者500人あまりが出席した。開催を請け負った福建省農科院の責任者によると、同会議が中国で開かれるのは今回が初めてとなる。「科技日報」が4日に伝えた。

世界の経済一体化が進み、国際貿易が頻繁となり、海外旅行が増えるにつれ、大陸間の生物種の交流も頻繁となり、侵入する外来種の種類や数は、世界で急増している。また、科学技術の発展により、外来種の侵入が経済、生態、社会に与える損失、災難、脅威についても、徐々に認識が広まりつつある。

会議の参加者らは、「外来種の侵入を有効に阻止し、経済の安全、生態の安全、社会の安定を保障する根本的なルートは世界が共同で防止に努めることだ」と認識。会議ではこのほか、「外来種リスク管理」「外来植物の生物資源利用」などに関する技術指導も行われた。

「人民網日本語版」2009年11月4日

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