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中国初となる「測量青書」が発表
発信時間: 2009-12-31 | チャイナネット

国家測量製図局はこのほど、測量事業の発展を反映した中国初の青書「測量青書--中国測量事業発展研究報告2009」を発行した。青書の中で、中国の測量事業はすでに、これまでの伝統的な方法から、デジタル化へと大きな転換を遂げ、情報化に向けてまい進していると指摘された。新華網が30日に伝えた。

青書はまた、中国の測量事業は地理基礎情報、測量・製図設備、地理情報産業などの分野ですばらしい業績を果たしたと指摘する。

中国はすでに▽国家高精度衛星位置測定ネットワーク▽高度コントロールネットワーク--などの測量システムを建設・完備したほか、一連の国家基本比率地形図を制作・更新し、5万分の1、25万分の1の地理情報データバンクと地上測量データバンクを完成させた。

また、測量衛星、極地測量など、重大な測量プロジェクトも順調に進められており、測量科学技術のイノベーションレベルは高まっている。現在、中国の地理情報産業規模はすでに600億元を上回っており、関連機関も1万以上、従事者は40万人以上に上る。

測量青書は今後定期的に出版されるという。

「人民網日本語版」2009年12月31日

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