ホーム>>文化>>科学技術
南極観測隊、1個目の隕石を発見
発信時間: 2009-12-31 | チャイナネット

第26次南極観察グローブ山隊は現地時間の30日午後4時、グローブ山地域の最高峰、メイソン峰の麓で隕石を発見した。観測隊が今回の調査活動中に隕石を発見したのは初めて。新華社のウェブサイト「新華網」が31日伝えた。

この隕石を見つけた観測隊員、中国科学院地質地球物理研究所の胡森博士によると、この隕石はメイソン峰の南麓の碎石帯で発見したもので、重さ221.5グラム、隕石の断面から普通球粒隕石とみられるという。

中山基地から直線で約400キロメートル離れたグローブ山地域は地球上で隕石が最も多い地域のひとつとされている。1998年から2006年にかけて中国はグローブ山で4回の科学調査を行い、火星の隕石2個と特殊隕石多数を含む計9834個の隕石を収集、日本と米国に次ぎ、隕石の保有数が最も多い国でもある。

「人民網日本語版」2009年12月31日

  関連記事

· 太湖の形成、隕石衝突説に確証

· 隕石?それとも人工的に作られたもの?

· ドイツ 少年が空から降ってきた隕石でケガ

  同コラムの最新記事

· 中国初となる「測量青書」が発表

· 国内初、クラウド・コンピューティングを実用化

· 中国の測位衛星「北斗」、レーザー反射鏡で世界一

· 国産大型旅客機の開発に向け布石完了

· 上海、65m電波望遠鏡を建造へ 総合性能で世界第4