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国内初、クラウド・コンピューティングを実用化
発信時間: 2009-12-31 | チャイナネット

 

国内で初めて大規模化、実用化を実現したクラウド・コンピューティング・センター「成都クラウド・コンピューティング・センター」の第1期工事が28日、正式に竣工した。これは、国内で初めて企業が投資、運営、管理を行い、政府調達サービスの形で運営されるスーパーコンピューターセンター。スパコンセンターの新しい商業化運営モデル構築の先駆けとなる。「科学時報」が30日伝えた。

同センターの建設は、成都市政府と曙光信息産業有限公司が今年4月の成都第7回中国国際IT協力座談会で、政府と企業のウィンウィン運営モデルを実現しようと協議が行われ、合意に達した。権威ある専門家は、「同センターは電子政府と科学計算サービスを同時に可能にする国内初のスパコンセンター。こういったモデルケースが今後、電子政府の新たな動向として増えていくだろう。同センターの成功は、政府調達の従来の形を変え、曙光をサーバー機器を専門に製造する設備メーカーからユーザーにフルサービスの総合ソリューションプランを提供する企業に生まれ変わらせた。これは曙光の「自主革新で中国にサービスを」戦略の深い意味での伸展ともいえる。このモデル運営の成功により、曙光と成都市政府はウィンウィンを見事に実現した。

「人民網日本語版」2009年12月31日

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