華為(ファーウェイ)は7日、同社が09年のワイヤレスアクセスポイント設備分野で売上高100億ドルを達成し、ワイヤレスアクセスポイントの出荷量は世界一を実現、世界最大のワイヤレスネットワーク設備サプライヤーとなったことを発表した。今後も5つの商用LTEネットワーク契約と1つのプレ商用LTEネットワーク契約により、次世代モバイル通信技術を先導していくという。中国新聞社が7日に伝えた。
権威ある分析機関である米Dell'oro社のデータによると、09年第3四半期以降、華為のワイヤレスアクセスポイントの出荷量(周波数計算)はすでに世界1となっていた。同社の打ち出してきたSingleRANソリューション、LTEソリューション、第4世代アクセスポイントなど、業界に先駆けたソリューションと製品は、世界中のユーザーから歓迎され、市場を突破する「得意技」となるとともに、産業が不況から脱するための道しるべとなった。
華為の打ち出したSingleRANソリューションとは、様々な規格のモバイルネットワークを融合させ、1つのネットワークで同時に2G、3G、LTEなど、様々なネットサービスを提供することができるようにしたもの。これにより、ネット運営コストの高さやアップグレードの不便などの難題が一挙に解決した。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年1月8日