通信機器メーカー華為技術(ファーウエイ・テクノロジーズ)はこのほど、監査を経た09年度の業績を公表した。それによると、世界での売上高は前年比19%増の1491億元(約218億ドル)、営業利益率は14.1%、純利益は183億元、純利益率は12.2%だった。収益で計算すると、華為は世界第2の通信機器メーカーとなった。中国証券網が3月31日伝えた。
注目に値するのは、純利益が大幅に増加した要因として▽業務自体の増加▽運営効率の著しい向上▽09年度の経費率を1.4%減▽在庫回転日数を10日削減▽売上債権の回収が2日減った上、売上収入の増加が売上債権の増加を上回ったこと▽外貨リスク管理の強化を通じて為替差益が前年に比べ69億元増の16億元を実現したこと―-があげられることだ。
このほか中国の3G構築により、中国市場で最大の市場シェアとなる100億ドルの契約を獲得した。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年4月1日