中国のサッカー・ナショナルチームはワールドカップにおいて多くのサッカーファンたちを失望させたが、ロボットの世界では、中国のサッカーチームが国際的な舞台で優勝し、多くの期待にこたえた。「京華時報」が4日に伝えた。
北京信息科技大学が3日に伝えたところによると、同校の教師・生徒によるロボットサッカーチーム「Water」は、シンガポールで行われた「第14回ロボカップ」において快進撃を続け、オランダやポルトガルなどの強豪を破って優勝したという。
今回のロボカップには40カ国以上から代表チーム500以上が参加した。中国の「Water」チームは中型ロボットリーグに出場し、オランダ、ポルトガル、ドイツなどから参加した10チームと対戦した。
ロボカップは1997年に始まり、毎年1度行われている。試合はそれぞれ、ロボカップサッカー(シミュレーションリーグ、4足ロボットリーグ、小型ロボットリーグ、中型ロボットリーグ、ヒューマノイドリーグ)、ロボカップレスキュー、ロボカップ@ホームなどに分かれて行われる。中国科技大学、東南大学の代表チームはかつて、シミュレーションリーグで優勝している。
「人民網日本語版」2010年7月5日